未経験からWebデザイナーへの就職が厳しかったのでアルバイトから潜り込んだ話

WEBデザイナー

筆者は25歳の頃に半年間のWEBデザインスクールを卒業しました。
卒業したはいいものの、WEBデザイナーとして就職できずに困っていました。

ここでは全くの未経験からWEBデザイナーとして就職するまでの経緯を書いていこうと思います。

これから目指す人はこういうパターンもあるんだという一つの参考として誰かの何かのきっかけになればと思いこの記事を書いています。

当時の僕の状態

年齢:1992年生まれ25歳(当時)
出身:東北の田舎町
住居:東京の友達の家に居候
勉強:小学生で挫折
学歴:名前を書けば入れる工業高校卒
職歴:土木作業員を1年、水商売を5年
仕事:無職

転職のきっかけ

それまでは自分でBarを経営したり知り合いと共同経営をしたりとわりと楽しく生きていたのですが、将来のことを考えたりお世話になっていた先輩が亡くなったりと、このまま水商売を続けていても身体や精神壊して死んで終わりだなと悟り、会社員として真面目に働こうと思いました。

とりあえずこれまでの25年間ビックリするぐらいなにもしていないので、当然なにもできることがありません。実家にも帰れないのでこの先どうやって東京で生きていこうかと考えていました。

そんなとき、昔お客さんにフォトショップとイラストレーターを教えてもらいお店のメニューを作ったことを思い出しました。

ネットで調べてみたところフォトショップとイラストレーターを使う仕事(デザイナー)はちゃんとした学校で専門的な教育を受けなければ難しいらしく今から通い直すには手遅れだと感じたことと、そもそもそんなお金もないので諦めてかけていたところ、職業訓練としての形式を踏めばお金をもらいつつWEBデザイナーのスクールに通えるということを知りました。

Webデザイナーのスクールへ通い始める

ものすごく面倒な手続きを済ませ半年間WEBデザインの職業訓練校に通うことになります。

受講者は全部で14人でそのうちの7割は50代の人たちでした。
職業訓練校に入る前はきっと僕が1番の底辺だと思っていたのですが、僕以上に人格が破綻している人たちがたくさんいて驚いたのを覚えています。

めちゃくちゃ揉め事を起こすその人たちを眺めつつ真面目に授業を受けていましたが、タイピングすらできなかったので授業に追いつくだけで一苦労でした。
何よりこれまで全く勉強をしたこともなかったので効率的な勉強方法すらわかりません。

スクールに通えば自然とWEBデザイナーに関する技術が身につくものだと思っていましたが、全然そんなことはなく自主的に勉強を全くしなかったのでほとんど成長しませんでした。
卒業の時点で<div>?なにそれ?ってレベルでした。

当時通っていた職業訓練校についてはこちらで記載しています。
WEBデザインの職業訓練校はやめといたほうがいい?実際に通って感じたメリットとデメリット

スクール卒業後、面接に落ちまくる

そんなポンコツ状態でスクールを卒業した僕は、正社員のWEBデザイナーとして雇ってくれる会社を探していました。

ポートフォリオも学校の教材で作ったものを並べていただけなので、未経験OKのところに応募してもほとんど書類選考の時点で落ちてしまい、面接まで通過した会社も実力不足を理由に落ち続けていました。

このままでは生活ができなくなってしまうため正社員は諦めてアルバイトで探すことにしました。
書類選考の時点で落ちていた求人もアルバイトとして応募するとすんなり面接まで辿り着けることがわかりました。
日給8000円、週3のアルバイトとしてなら雇ってあげてもいいよと言われたのでそこに入ることにしました。

制作会社にアルバイトとして潜り込む

入社した会社は社員数15名アルバイト10名ほどのWEB制作会社でした。
求人情報や、HPに記載されている情報は、リモートワーク可、私服出社、おやつタイム、フレックス出社、フリーアドレス制、これぞWEBデザイナーといったキラキラした会社でした。

しかし実態はなかなか過酷な会社でした。
労働時間が長く終電は当たり前でひどい時は始発まで、今でいうパワハラも酷かったので周りの人間がどんどん辞めていきます。
面接の時には優しかった人も2週間後には「こんなこともできないの?」と日々あたりの強さがましていきました。

周りがどんどん辞めていくので自動的に正社員に

当初週3出勤でしたが、周りがどんどん辞めていくため人手不足になり、3ヶ月後には週4に、4ヶ月後には週5に、そして入社5ヶ月後には正社員として働くことが決まりました。(この間、昔共同経営していたBarのマスターが夜逃げし連帯保証人として借金の一部を被せられたので別の意味でも色々大変でした笑)

自分ではあまり成長を実感していませんでしたが、それでもスクールに通っていた半年間とここで働いた半年間を比べると同じ半年でも後者の方が20倍ぐらいの学習量はありました。

実際は実力が評価されたわけではなく、辞めないことが評価されたように思います。

有給もなく面接に行く時間すら取れなかったので辞めれずに気づいたらその会社に入って2年が経っていました。

2年間で30人ぐらいの人が辞めていきました。
辞めていった人達の内訳は、1割の優秀な方はより良いところへ、7割の平凡な方は辞めて一度無職へ、僕のように次の転職先を決めずに辞めたら生活ができなくなる方が残り2割で居残っていました。

このタイミングで辞めていった社員たちと会社の裁判が始まったので、僕もやめることを決意します。

転職

また一から探さなくてはいけなくなるかと思っていたのですが、一度WEBデザイナーとして働いていたという実務経験の力は凄まじかったです。

ポートフォリオも溜まっていたので、ほどんどの会社で書類選考はすんなり通るようになり、むしろこちらがいい条件の会社を選んで応募するという形になりました。

WEBデザイナーになる前言われた「WEB業界は2,3年実務経験を積んだらどこでも好きなところへ行ける」とはこの事かと理解しました。

そしてわりとすんなり就職先が決まり年収も上がり現在はホワイトな会社でゆるゆると生きています。

まとめ:もし未経験で就職先が決まらないなら適当な会社に潜り込むのもあり

ここで紹介したものはあくまで僕の場合であり、置かれた環境や取れる選択肢によって状況は変わっていくので無理に過酷な選択を取る必要はありませんが、手っ取り早く実績を積むのならアルバイトで潜り込み同時並行で転職活動することです。

もし入社した会社がブラックだった場合、あくまで職歴とスキル、ポートフォリオを獲得するためだけの会社として割り切って考えましょう。

そしてブラックやホワイトに関わらず未経験からWEB業界に入社する場合、最初から期待しない方がいいなと思いました。

最初から期待しないで入るのとWEBデザイナーとしてキラキラした幻想を抱いたまま入社するのとではいざ想定外の事態が起こったとき、絶望せずに済みます。

未経験から入社する場合は過度な期待はせずに、もしいい会社だったら当たり引いたぐらいのスタンスでいることが重要かなと思いました。

ほとんどの方はあまり参考にならないと思いますが、どうしても就職が決まらないという方は、一度バイトか派遣でどこかの会社に潜り込みポートフォリオと職歴、スキルを積み上げつつ転職先を探すことをおすすめします。

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