webデザイナーはコミュ障でもなれる?実際に働いてみた感想

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会話が苦手な人
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コミュニケーションが苦手だけどWEBデザイナーになれる?

これからWEBデザイナーを目指したいけれど、不安といった方へ向けそんな疑問について実体験にもとづいて解説していこうと思います。

コミュ障でも大丈夫

結論から言うとコミュ障でも全然大丈夫です。

なぜならWEBデザイナーの業務のほとんどがチャットによるコミュニケーション(制作会社の場合)なので会話によるコミュニケーションは少ないからです。

そしてwebデザイナーにはコミュニケーションが苦手な人が意外と多いです。

アットジーピーのようにハンデを持っている方を積極的にWEBデザイナーに育成するスクールもあるので、コミュニケーションにハンデを持っていても平等に戦える業界でもあります。

筆者も過去にコミュニケーショントラブルで何度もバイトや会社をクビになっていたので、WEBデザイナーのようにチャットで済んで、コミュニケーション能力以外で評価される業界はかなり居心地がいいと感じています。

それでは、詳しく見ていきましょう。

業務のほとんどがチャットによるコミュニケーション

WEBデザイナーの業務は画像やファイルの添付、URLの共有が頻繁に行われるため、コミュニケーションのほとんどがチャットかメールです。

口で説明するよりもURL一個で説明した方が早いケースがほとんどなので、むしろチャットで説明できる事を長々と説明すると怒られる可能性まであります。

そのため、一般の職種に比べてコミュニュケーション能力が求められる機会は少ないと言えるでしょう。

唯一、会議やミーティングなどで発言を求められる可能性がありますが、9割が業務による会話なので事前に用意しておけば問題ないです。

たまに雑談になる場合もありますが、喋れなくても相槌を打ったりニコニコしていれば大概の場合は乗り切れるので心配する必要はないでしょう。

最近ではフルリモートに移行した会社も多いので、対面すらしなくてもいい環境です。
コミュニケーションが苦手な方にとっては働きやすい環境ではないでしょうか。

コミュ障は意外と多い

実際に入ってみるとわかりますが、コミュニケーションが苦手なWEBデザイナーは意外と多いです。

なんなら社長ですら社長という肩書きを外してフラットに会話するのであればコミュ障に属するのではないかと思っています。

前述したようにチャット文化が根付いているのでコミュニケーションが苦手でもタイピングさえできればトラブルは少ないです。

他にもコミュニケーションが苦手な方はプログラミングや動画編集など、それぞれ自分の得意分野に特化してポジションを確立していた印象です。

実際にあったケース

筆者が過去に勤めていたWEB制作会社は入れ替わりがとても激しい職場だったので、これまでに30人以上のWEBデザイナーを見てきました。

以下、実際にあったケースを記載していきます。

ケース01 : コミュニケーション能力はあるけどスキルがない人

ある日ものすごくコミュニケーション能力が高い人が中途で入社してきました。
誰とでもすぐに打ち解けるので、歓迎会の時はとても盛り上がりました。

しかし実際の業務では肝心のスキルがいまいちだったので、技術的な会議やミーティングの際には途端に黙ってしまい、あまりいい評価は得られていないようでした。

仕事中は静かでたまにある飲み会の時だけめっちゃ喋るといった方でした。

ケース02 : 全く喋れないけどプログラミングが得意な人

この方はコミュニケーションが苦手で、声も小さく会話のレスポンスに5秒ぐらいかかる方でした。
休日はプログラムをしているか、ずっとアニメを見ていると言っていました。

そんな彼ですが、趣味でプログラミングをやっているということもあり、プログラミングに関する知識が社内で誰よりも深く、社内の雑務を次々と効率化していきました。

次第にプログラム関連の知識は彼に聞くといった構図が出来上がり、自分からは喋らないのに彼の周りには常に人がいた印象です。

昇給ペースも社内ではかなり早かったです。

ケース03 : 全く喋れないけど動画編集ができる人

ある日30代中盤の女性が未経験で入ってきました。
内向的な性格らしくあまり周りの人間とコミュニケーションを取らないタイプの方でした。
そのため周りの社員は「この人大丈夫かな?」って感じでおそるおそる接していました。

当時は、動画の需要が高まっていたので、「TOPページに動画を使ったWEBサイトを作りたい」というクライアントが増えていました。

その会社では動画編集をできる人は社長しかいなく、当然社長は他の業務があります。そこでディレクターの方が動画編集できる人いないか社内で聞き回っていました。

「私できますけど」と控えめに言ったその方はディレクターの想像以上に動画編集が得意なようでした。
次々に動画編集をこなし、次第に動画のことはその方に聞けという空気になっていました。
コミュニケーションが苦手でもスキル一つで自分のポジションを獲得していました。

WEBディレクターになるなら一定以上のコミュ力は必須

WEBディレクターを目指す場合、クライアントとのやりとりや、各デザイナー、エンジニア、ライターさまざまな業務の間に立ってプロジェクトを進めていく必要があります。

そのため、いずれWEBディレクターを目指す方はコミュ力が必要となってきます。

筆者が過去に勤めていた制作会社には、席の端から端まで声を飛ばしバリバリプロジェクトを進めていくタイプのディレクターと、基本的にチャットでやりとりし、どうしても会話が必要な場合はわざわざ席の横まで来て説明するタイプのディレクターの2パターンがいました。

後者のディレクターはあまり会話が得意ではないタイプで、自身もコミュ力がない事を自覚していたので、どんな相手にも下手から入ることチャットやメールには即レスを心がけることでコミュ力のなさをカバーしていると言っていました。

業務が普通に回っていたことと、相手を威圧しないのでコミュ力高いディレクターより遥かに業務がやりやすかったです。

まとめ:webデザイナーはコミュ障でもなれる

以上です。
webデザイナーは営業や接客業と比べ、コミュニケーション能力が必要とされないこと。
能力主義のためコミュニケーション能力に多少欠点があっても、能力があればいくらでもカバーできること。
これらを踏まえると普通の職種よりコミュニケーション能力が必要とされない職種と言えるでしょう。

もし発達障害などのハンデを抱えている方で、これからWEBデザイナーを目指す方はatGPジョブトレのようにハンデを抱えた方専門の無料デザインスクールもあるので検討してみてもいいかもしれません。

普通に目指す場合は月1万程度から始められるスクールもあるので、できるだけリスクの低い方法で目指してみることをおすすめします。
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