「頭が悪くてもWEBデザイナーになれるの?」
「低学歴たけどWEBデザイナーを目指しても大丈夫?」
そう思っている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は頭が悪くてもWEBデザイナーになれるということを書いていこうと思います。
この記事では「パソコンなんてできない」「どうせ自分なんて頭が悪いからIT系は無理」と諦めそうになっている方に向け書いていきます。
筆者のスペック
筆者は
・東北のド田舎生まれ、小学生の時点で勉強についていけなくなる
・県内で一番頭が悪く名前さえ書ければ入れる工業高校卒
・高卒後は日給6000円の土木作業員、日雇いの派遣、水商売を転々とする(7年間)
・25歳の時にWEBデザインスクールに通いWEB制作会社にアルバイトとして潜り込む
現在(29歳)はデザインソフトやストックフォト販売をしているクリエイターなら知っている方も多い某外資のインハウスのデザイナーとして働いています。
小学校以来まったく勉強をしたことはなく、普通の家庭に産まれる事ができた人達が大学を卒業する22歳まで「偏差値」や「文系・理系」という単語の意味すら知りませんでした。
そんな筆者でもなれるほどWEBデザイナーはイージーな職業なので、これから目指す人はあまり難しく考える必要はなくとりあえず挑戦してみても損はないと思っています。
むしろ頭が悪かったり、学歴や資格を持っていない方にこそおすすめの職業だと感じています。
また、現在では無料で学べるコンテンツや月1万程度で学習できるスクールなどもたくさんあるので、誰でも低リスクでWEBデザイナーを目指す事ができます。
月1万円、安いWEBデザインスクール10選【サブスク型スクール】
WEBデザイナーは頭が悪くてもなれるのか?
結論から言うと頭が悪くてもなることは可能です。
WEBデザイナーになってもうすぐ5年経ちますが、業務で学校の勉強を使う機会はまったくありませんでした。(唯一あったのは「add」(追加する)の意味を知らずに上司に引かれたことぐらいです。)
これまで数十人以上のWebデザイナーと業務を共にしてきましたが、個々の能力と学歴に相関は感じませんでした。
実際に筆者が初めて勤めたWEB制作会社では、有名大学を出ていても全く仕事ができない人もいれば、コミュニケーションが得意な元アパレル出身の方がプログラム部門の部長をやっていたりと、かなり能力主義な側面がありました。
これらの実体験からWEBデザイナーが頭が悪くてもなれる理由として以下の事実がありました。
① 学校の勉強は全く使わない
② 資格や学歴が必要ない
一つ一つ解説していきます。
① 学校の勉強は全く使わない
まず第一に学校の勉強は全く使いませんでした。
組織内の立ち回りにおいて必要だったのは「理解力」「論理的思考力」「頭の回転の速さ」「昔からいるかどうか」で、WEBデザイナーの業務(コーディングやデザイン)において必要だったのは「慣れ」と「好奇心」でした。
「理解力」「論理的思考力」「頭の回転の速さ」は毎月本を10冊程度読んでいれば自然と身につく能力で「昔からいるかどうか」はただいるだけで周りが勝手に辞めていくので自然と信頼や発言力が高まっていきます。「慣れ」に関してもただ業務をこなしていくだけで自然と身に付きます。
「好奇心」に関しては一番難しいですが、仕事を遊びとして捉えることができれば実現可能です。
学校の勉強はまったく使わず、どの能力も後天的に獲得できるので、勉強ができなかった人にこそおすすめしたい職業です。
② 資格や学歴が必要ない
一般的な会社に比べWEBデザイナーの採用には資格や学歴が重視されることは少ないです。
未経験のWEBデザイナーを雇う場合の評価基準は、年齢 > 人柄 > ポートフォリオ > 学歴 >資格なので、頭の良さが評価されることはほとんどありません。若くて素直な人ほど有利です。
中途の方を雇う場合の評価基準は、ポートフォリオ > 人柄 > 学歴 > 年齢 > 資格です。
未経験、中途ともに頭の良し悪しは判断材料に加味されることはほとんどありません。
とはいえ頭がいい方が圧倒的に有利
頭が悪くてもなれるとはいえ、頭がいい方が圧倒的に有利です。
これはWEBデザイナーに限らずどの職業にも言えることだと思います。
低学歴のままスキルを身につけ、上を目指し転職を繰り返すと一つの壁にぶち当たります。
それは「応募資格がない」ということです。
WEBデザイナーとして雇われで働く上で年収を上げようとすれば必然的に大企業を目指すことになります。
しかし、大企業ほど学歴を重視するので、そもそも大卒や美大卒以外は応募資格すらないというケースがほとんどです。
雇われで高年収を目指すのであれば学歴は必須になるので、大卒の学歴は持っていると有利に働きます。
学歴がない場合は雇われだと詰んでしまうので最初から「フリーランスで食べていく」「自分で会社を作る」「ベンチャーに入り昇進する」などの選択肢を視野に入れキャリアを積み上げていく必要があります。
まとめ:頭が悪くてもWEBデザイナーにはなれる
以上、頭が悪くてもWEBデザイナーにはなれるのかについての解説でした。
もしこれからWEBデザイナーを目指す上で経歴や年齢に不安要素がある場合、アルバイトから潜り込んでみるがのをおすすめです。
筆者が過去に勤めていたWEB制作会社では、大学生のインターンや、工場勤務から30歳で入社してきた方、30代中盤の主婦の方などさまざまな方が未経験で入社していました。
みな未経験のアルバイトから入社し、1年以内に社員になったり、実務経験とポートフォリオを積んで他の会社に正社員として転職したりしていました。
経歴に不安があっても一度どこかの会社に潜り込むことができれば、実績を積むことができ経歴をロンダリング(洗浄)できるのであとは余裕です。
もし「自分は頭が悪い」と最初から諦めているようであればとりあえずチャレンジしてみることをおすすめします。
これからWEBデザイナーを目指す方は、職業訓練校がオススメです。(失業者限定になりますが)
現在働いている方や、いきなり仕事を辞めるのは怖いという方は、最近では安いオンラインスクールがたくさんあるので、いずれにしてもリスクの低い方法から勉強を始めることをオススメします。
月1万、安いWEBデザインスクール10選
コメント