WEBデザイナーにいじめはあるの?目指しても大丈夫?
実際にWEB制作会社で2年、インハウスのWEBデザイナーとして3年働いた筆者が、Webデザイナーにいじめはあるのか、これまで目にしたいじめ?と思った事を書いていこうと思います。
WEBデザイナーにいじめはある?
結論から言うとどこの組織もいじめはありますが、WEBデザイナーの場合は普通の会社に比べてずっと少ないです。
WEBデザイナーだから特別に卑しい人がいるとか、WEBデザイナーの仕事をする上でいじめが発生する業務があるとかそういったことは全くないです。
むしろWEBデザイナーはほとんどのコミュニケーションがチャットなので、普通の職種よりもいじめは少ないです。そして制作会社の場合基本的に忙しいので、いじめたりいじめられたりする暇がありません。
唯一あるとすれば女性が多い職業なので女性同士のトラブルはあったりします。
実際に目にしたいじめ?と思ったこと
過去に勤めていた制作会社は入れ替わりが激しい職場だったので、これまでに30人以上のWEBデザイナーと関わってきました。実際に目にしたいじめ?と思ったことを記載していきます。
実際に目にしたいじめ?と思ったこと 女性編
ある日、デザイナー志望の女性が入社してきました。
天然で若かったのもあり社長を含め男性陣には結構可愛いがられていました。
実家が裕福なようで、歓迎会や定期的にある社内の食事会では自分の生い立ちや、年に数回は家族で海外旅行に行くといったことを話していました。
本人は育ってきた環境をありのままに語っているだけなので、全く悪気はないようですが、毎回親の話をするのでイラッとした人は多くいたようでした。
天然加減もすごくて、太っている経理の女性に初対面で「妊娠してるんですか?」と聞いたり(純粋に妊娠していると思っていたらしい)社内では少し浮いた存在でした。
その職場にはいわゆるお局的な主婦の方がいたのですが、その方が主催する飲み会やランチにその子だけ呼ばれないといったことは多々ありました。
その飲み会では「あの子は上司の誰々に股を開いている」など、あることないこと言いふらされていました。
入れ替わりが激しい職場だったので、お局の方と仲良くしていた人達もやめていき、古くからいる女性が少なくなっていくと、いつしか二人は仲良くなっていました。
後日お局の方にそれとなく「最初すごく嫌ってませんでした?」と聞くと「えっ、そんなことあったっけ?全然覚えてないや」と言っていて、女性同士の付き合いは大変そうだなと感じました。
WEBデザイナーに関わらず女性が多い職場ではこういったことは平気であると思うので、いじめに職種は関係ないのかもしれません。
実際に目にしたいじめ?と思ったこと 男性編
男の場合はほとんどなかったのですが、唯一ちょっとしたいじりみたいなのはありました。
ちょっと下世話な話ですが男性同士で夜のお店の話になった時、休日はアニメとプログラミングをしている無口な子に話が振られると上司が即座に「あっ、いいよどうせ君は経験ないよね(笑)」と言って笑っていました。
もちろん彼は冗談を切り返せるようなタイプではなかったので、その場は静まり返りいじめっぽい雰囲気になってしまいました。
男の場合は正直そのレベルしかないです。
その後プログラマー出身の彼は、会社のバックエンド側の処理を次々こなしていき、どんどん昇進していったため次第に一目置かれるようになりました。
口数は相変わらず少なかったのですが、いろんな人から頼られていて本人も楽しそうに働いていました。
まとめ:WEBデザイナーはいじめに強い職業
公務員や大企業に所属する場合、一度いじめの対象に陥ってしまうと簡単にはやめれないので大変です。
その点WEBデザイナーは転職がマイナスにならないこと、容易に転職が可能なこと、そもそも業務のほとんどがチャットによるコミュニケーションなことを踏まえるといじめが発生しにくいです。
他にもフリーランスや、常駐型フリーランス、フルリモートワークなど、さまざまな働き方を選択できるので、いじめに対する防御力が高い職業です。
そのためほとんど心配する必要はないでしょう。
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もしいじめが発生したら
もしいじめが発生したら、本人の性格的な部分も多少は関係してくるかと思いますが、ほとんどの場合いじめる側の気分と職場のパワーバランスによるので、運が悪かったと諦めて転職するしかないと思います。
ただどの職場に転職しても同じような状況に陥る場合は、本人の性格が影響している可能性があるので、その場合はフルリモートの職場に転職するかフリーランスとして活動するか、いずれにせよ組織に属さない働き方を視野に入れる必要があります。
フリーランスが難しい場合はレバテックを使って常駐型フリーランスという方法もあります。
常駐型フリーランスの場合、プロジェクトごとに職場や関わる組織が変わるので、面倒な人間関係や社内政治に巻き込まれずに済みます。
生まれ育った環境や遺伝で性格の大半は形成されるので、自分でコントロールできないことで悩む必要はありません。
もし今後WEBデザイナーとして働く上でいじめが発生したら、無理に頑張ろうとせずに自分が一番有利になる働き方を選択しましょう。
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