未経験からwebデザイナーを目指し、成功している人もいます。一方で、上手くいかずに挫折してしまう人も少なくありません。この職業を目指す上で失敗したくないと考えるのであれば、未経験からwebデザイナーを目指す人が挫折しやすい理由を知っておくべきです。
主に5つの理由があるので、そのような理由で躓かないようにしておくと良いです。
覚えることが多い
覚えることが多すぎて挫けてしまう人は非常に多いと言えます。webデザイナーになりたいのであれば、レイアウト管理だけではなくコーディングまで行えることが望ましいです。
特にどこかの企業に就職することなくフリーランスで働きたい場合は、自分で様々な内容をこなす必要があります。基本的なツールの使い方やコーディングの知識、魅力的なレイアウトの実現方法などを理解しておくことは必須となりつつあるので、学習すべきことがたくさんあると覚悟しておきましょう。
更に、システム構築を行うためにphpやjava scriptの知識もあったほうが良いので、上を目指せば目指すほど覚えることが増えます。理想的なwebデザインを完成させるために勉強に励もうと思っても、想像以上に覚えることが多すぎて途中で諦めてしまう人も多いと理解しておく必要があるでしょう。
実践的な力を身につけることができない
実践的な力を身につけることができないという理由から挫折する人もいます。参考書などで知識を身につけたとしても、実践的な力がなければ意味がありません。
実際にwebデザインを行ってみたときに学んだ内容を上手く活かすことができなければ、上手くいかないと感じて挫けることになります。
独学で勉強する人はこの問題に直面しやすいので、学習を始める段階で実践的な力が身につけられる方法を選択しておくことが大切だと言えるでしょう。
実績をつくることができない
実績をつくることができないという問題もあります。何とか知識やスキルを身につけることができたとしても、実績がないことを理由に仕事が見つからないケースも多いです。
就職や転職を希望する場合でも、実績をアピールすることができなければ採用される可能性が低くなります。
フリーランスで自分で仕事を取ってくる場合も、実績を提示することができなければリーズナブルな価格を提示しても依頼される可能性が低いです。未経験から独学で勉強を始めると実績がなくて困ることが多いので、自分でサンプルをつくったり実績づくりができるスクールに通ったりすると良いでしょう。
モチベーションを維持
モチベーションを維持することができずに挫折する人も少なくありません。webデザイナーになるためには幅広い内容を深く勉強する必要があるので、大変さからやる気を失ってしまう人も多いです。
最初はやる気に満ち溢れていた人でも、勉強だけを行う期間が長くなればモチベーションの低下を引き起こします。やる気を失わないためには同じ目標を持つ仲間をつくったり、学んだ内容を活かして作成したデザインを発表する機会を持ったりすることが効果的です。
ですが、実際には1人だけで勉強に取り組む人が多いので、モチベーションが下がってそのまま学習をやめてしまう人もいると知っておきましょう。
正解が分からない
正解が分からないことも挫折が起こりやすい理由です。webデザインには正解がありません。もちろん、クライアントから希望された内容で仕上げる必要がありますし、基本を押さえて作成をする必要があります。気にしなければならないことはありますが、どのような成果物になることが正しいという決まりはないです。
未経験から目指す人は多くのwebデザインを知らなかったり、お手本となる人がいなかったりすることが多いと言えます。会社などに所属して先輩の仕事ぶりを見ながら力を身につけた人であれば、どのようにするべきか自分の中で指標を見つけやすいです。
しかし、未経験から独学で始めた人は自分の中で正解を見つけることができず、自分がつくるものに納得できないという壁に衝突しやすいと言えます。
何が正しいのか分からなくなってしまい、自分には向いていないと思い込むことで諦めてしまう人も存在していると知っておくべきです。
まとめ
未経験からwebデザイナーを目指す場合、こうした理由から挫折を経験することが少なくありません。成功している人もいますが、その裏側にはこういった理由からwebデザイナーになる道を諦めてしまった人もいることを理解しておきましょう。
挫けやすい理由を知っておけば対策を講じることができます。スクールに通うことで効率的に勉強したり実践的な技術を身につけたり、実績づくりを行ったりすることができるでしょう。
SNSなどで仲間を探すことによってモチベーションを高めたり、自分がつくったwebデザインを評価してもらったりすることもできます。せっかく学習を始めたのに諦めてしまうことになると勿体ないです。諦めずに済むように、多くの人が挫けてしまう理由を知り、対策を講じながら学習や活動を続けるようにしてください。
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