WEBデザイナーって底辺なの?なると後悔する?実際になってみて気づいた底辺と言われる理由

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WEBデザイナーって底辺なの?馬鹿にされる?

「WEBデザイナーは底辺なの?」「なると後悔する?」「WEBデザイナー(笑)」

現実ではあまり聞きませんが、GoogleでWEBデザイナーと入力すると「WEBデザイナー 底辺」「WEBデザイナー 後悔」と出てくるので潜在的にそう考えている人は多いのかもしれません。

筆者自身、都内のWEB制作会社に未経験で入社し手取り16万円で毎日終電や始発まで働かされ、底辺だなと思う瞬間はありました。

そこでここでは実際に制作会社、インハウス、フリーランスと一通りのWEBデザイナーとして働いた経験から、WEBデザイナーは底辺的な職業なのか、底辺と言われる理由を考察していきます。

また、最近ではサブスク型のオンラインスクールもあるので、コストをかけずにWEBデザイナーへなることもできます。
月1万、安いWEBデザインスクール10選

現在、検討している方はリスクの低い方法から勉強を始めることをオススメします。

それでは見ていきましょう。

WEBデザイナーが底辺と言われる理由

WEBデザイナーが底辺と言われる理由01 : 年収が低い

まずWEBデザイナーが底辺と言われる理由のひとつに年収が低いことが挙げられます。
大手求人サイトDodaによるとWEBデザイナーの平均年収は男性388万、女性340万、全体で356万円です。

DodaDoda平均年収ランキングより引用

総務省統計局発表の家計調査によると、日本人全体の平均年収は男性532万円、女性293万円、全体で433万円なので、平均よりやや低い傾向にあります。

一人で生きていく分には問題ないでしょうが、いずれ家庭をもつ場合は共働きじゃないと厳しい可能性があります。

そのため年収で判断する場合はやめた方がいい職業です。

とはいえ実際には多くの方が、数年働いた後にWEBディレクターやアートディレクター、WEBエンジニアにキャリアアップしたり、自分で事業を作ったりしているので、WEBデザイナーのままで居続ける人は体感ではそこまで多くない印象です。

WEBデザイナーが底辺と言われる理由02 : 激務

続いて、WEBデザイナーが底辺と言われる理由の一つに激務であることが挙げられます。

制作会社勤務のWEBデザイナーの場合、クライアントワークになるので納期が存在します。

一つの案件が終わってもまた次の案件の納期があり、クライアントの修正にも対応しながら複数の案件を同時並行でこなしていくのでかなり激務です。
もし納期間近で土日も挟んだ場合、休日も仕事のことを思い出したりと、心休まる瞬間はありません。

筆者が過去勤めていた制作会社では、就業時間が過ぎても「これ今日中にやっといて」と新たに仕事を振られるのが普通でした。

WEBデザイナーが底辺と言われる理由03 : 割と誰でもなれる

WEBデザイナーは資格や学歴も必要なく、有名な美大を卒業してからなる人もいれば、職業訓練校を経て中途で潜り込む高校卒や中学卒の方もいます。

最近では「フリーランスになるためのスクール」も増えていて、一度も企業に勤めずにフリーランスWEBデザイナーと名乗る方も増えています。

名乗ってしまえば誰でもなれてしまうので、なかにはモラルのない行為をする方もいます。
そういった方の影響で底辺と呼ばれることもあります。

WEBデザイナーが底辺と言われる理由04 : 変化のスピードが速い

一般の職業に比べ知識のアップデートをする機会が頻繁に訪れます。
IT業界は常に新しい技術が更新されるので、その度に覚えなければならず、常に勉強が必要になります。

また、やっていることは大して変わらないのですが、時代によって名前も変わります。

最近では、これまでWEBデザイナーとして名乗ってきた人たちの一部がUIデザイナーと名乗り始めています。WEBデザイナー募集と書かれていた求人も「UIデザイナー募集」と名前が変わったりしています。

このように時代の変化に常に流される職業ではあります。※やっていることはたいして変わりません

WEBデザイナーが底辺と言われる理由05 : キラキラ系が多い

割とこれもwebデザイナーが底辺と呼ばれる理由の一つである気がしています。
キラキラ系とはSNSで自身の努力や職業を積極的に発信する人を揶揄する言葉ですね。

SNSを見ると一部のWEBデザイナー界隈はとにかくキラキラした人が多いです。
そういった人々を馬鹿にする意味で『WEBデザイナー(笑)』と書かれている光景をよく目にします。
※実際に働いてみるとかなり地味な仕事です。

WEBデザイナーのメリット

さて、ここまで散々WEBデザイナーをこき下ろしてきましたが、筆者自身もWEBデザイナーなので、ここからは実際にWEBデザイナーになってよかったことやWEBデザイナーの魅力を解説していきます。

学歴も必要なく、年収も低いので底辺と呼ばれるWEBデザイナーですが、WEBデザイナーのようなWEB関連の職種には年収だけでは測れないある種の特権のような目に見えない価値があります。

WEBデザイナーのメリット01 : デスクワーク

リクルートワークス研究所より引用

WEBデザイナーはデスクワークなので天気や気温に左右されず、空調の効いたオフィスで働くことができます。
普通じゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、デスクワークで働ける職業は労働者全体で見ると意外と少なく、リクルートワークス研究所が国勢調査をもとに作成した資料によると、全国の就業者のうち完全にデスクワークで勤務している労働者の割合は28%とのことです。

日本で働く労働者の中でおよそ3人に1人の割合なので、座ったまま仕事できる身体的に楽な職業のひとつです。

WEBデザイナーのメリット02 : 出社しなくていい

デスクワークがメリットであることを挙げましたが、2020年以降リモートワークが加速したことによりそもそも出社する必要もない企業も増えてきました。

毎日の出勤時間も削減でき、満員電車や朝の渋滞に巻き込まれる必要もありません。
会社によっては田舎に住みながら東京の会社に勤めるなんて働き方も選択することができます。

WEBデザイナーのメリット03 : 働き方が多様

筆者のWEBスクール時代の友人はレバテックの常駐型のフリーランスで週4出勤で月に7〜80万円。
制作会社時代の同僚は、日本の企業にリモートで勤めながら物価の安い国で悠々自適に暮らしています。

筆者はインハウスのデザイナーで年休130日+有給、毎日定時帰りで安定した給料を稼ぎながらWEBサイトの広告収入で毎月30万以上を稼いでいます。

WEBデザイナーには制作会社をはじめ、インハウス、フリーランス、常駐形フリーランスなど多様な働き方があります。
上記で説明したように場所を選ばない職業なので、本人の努力次第でいくらでも収入を操作できます
さらに、出産や育児、介護など、人生で起こりえるイベントにも柔軟に対応することができます。

WEBデザイナーのメリット04 : 副収入を得るのがものすごく簡単

WEBデザイナーになるとわかるのですが、副収入を得るのがものすごく簡単です。

プライベートや仕事で人と良好な関係を築いていると、知人経由で自然と仕事が舞い込んできます。
ホームページはもちろんTシャツから看板まで、業界が違う人から見るとデザイナーの違いはよくわかっていないので、いろんな仕事を頼まれます。

特別なコネクションがなくても、副業ブームでココナラビズシークのようなクラウドソーシングサービスも続々と誕生しているので、副収入を稼ごうと思えば簡単に稼ぐことができます。

WEBデザイナーのメリット05 : 自分のビジネスを立ち上げることがものすごく簡単

パッと思いついたアイデアを遊びで公開できるので自分のビジネスを立ち上げることがものすごく簡単です。

WEBサイトの特性上一度仕組みだけ作ってしまえば、自分が稼働しなくても自然とお金が入ってきます。
筆者も本業とは別にこういったサイトをいくつか立ち上げているので、複数のサイトから毎月まとまったお金が入ってきます。

自分で作ることによってプログラミング、ライティング、マーケティング、デザイン諸々の能力も上がるので本業にも活きています。

WEBデザイナーのメリット06 : 会社にしがみつかなくてもいい

一般的な日本人の観点からしたら一つの会社、一つの職業についたら一生その会社で、その業界で働き続けなければいけないといった錯覚に陥ってしまいます。

WEBデザイナーの場合、転職が当たり前なので、嫌な上司、合わない労働環境に遭遇してもすぐに職場を変えることができます。

先日データが発表されたWEBエンジニアは転職した方が収入が増えるバグと同様でWEBデザイナーも転職しなければ給料は上がらず、それほどに転職が当たり前に受け入れられています。

前述した通り副業が容易な事を踏まえいざとなればフリーランスとして生きていくことも可能です。

WEBデザイナーのメリット07 : 学歴がなくてもなれる

学校で習う知識はまったく必要としません。
実際に筆者は勉強はまったくできませんでしたが、WEBデザイナーという職業において特別な資格や学歴が必要ないので学校の勉強ができなくても誰でもなれます。

むしろ勉強だけをしてきた人の方が常識に囚われすぎて、会社に使い潰されている光景をこれまで目にしてきました。

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WEBデザイナーのメリット08 : 災害に強い

個人的にはこれが一番大きいと思っています。
津波、疫病、戦争などの災害に対する防御力が高い仕事がIT関連の職業です。

筆者の場合、311で住んでいた街に津波が押し寄せ、どんなに真面目に働いても場所に依存する仕事は一瞬で奪われることを知りました。
そこから災害に奪われない職業を探し東京でWEBデザイナーに辿り着きました。

2020年のコロナでもリモートワークに移行できた職業、移行できなかった職業、休業に追い込まれた職業がありました。

2022年に発生したロシアとウクライナの紛争でも、膨大な数のIT技術者がロシアから脱出したのは記憶に新しいです。
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どんな職業であれ誰かの役に立っているので尊いのは事実ですが、津波、疫病、戦争など誰のせいにもできない災害に対し自衛できる職業とできない職業があることも事実です。

前述した通りWEBデザイナーは場所に依存しないので、個人の力ではどうにもならない災害に対する防御力がかなり高いです。

まとめ

以上、WEBデザイナーが底辺と言われる理由とWEBデザイナーのメリットについての解説でした。

これからWEBデザイナーを目指す方は、職業訓練校がオススメです。(失業者限定)

現在働いている方や、いきなり仕事を辞めるのは怖いという方は、最近では安いオンラインスクールもあるので、リスクの低い方法から勉強を始めることをオススメします。
月1万、安いWEBデザインスクール10選

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