WEBデザイナーの求人で「wordpress(ワードプレス)を扱える方」と記載されていることがよくありますよね。
今回は未経験からWEBデザイナーを目指す上でワードプレスの知識は必要か解説していこうと思います。
WordPress(ワードプレス)とは?
wordpressはCMS(コンテンツマネジメントシステム)と呼ばれるオープンソースのソフトウェアで、WEBのことを知らなくても容易にブログや記事を更新することができるサービスです。
誰でも無料で利用することができ、機能を拡張する便利なプラグインも豊富です。
プログラミング言語にPHP、データベース管理にMySQLが採用されています。
ワードプレスの需要
上記の図を見てわかる通り、ワードプレスのシェア率は2011年から2021年にかけて右肩上がりの成長を続け2021年現在ではインターネット上で公開されているウェブサイトのうちおよそ42% が WordPress で構築されています。
個人でも容易に運用できSEOの観点から大企業でも取り入れられているのでその需要はとても高いといえます。
今後もいきなり減少することは考えにくいのでシェア率は緩やかに伸びていく可能性が高いです。
未経験からWEBデザイナーを目指す上で必要?
結論から言うと必要です。
そしてWEBデザイナーの場合、利用する側ではなく構築する側での知識が必要になってきます。
実際の現場でどんな場面で使うか
WEB制作会社の場合はほとんどの会社でワードプレスの知識を必要とします。
クライアントの意向で一から十までワードプレスで作る場合や、HTMLで構築したサイトにワードプレスで構築したブログ項目のみを読み込ませるといった作り方もあります。
僕が2年前にいた制作会社ではHTMLで構築したWEBサイトに、ワードプレスで構築したブログ部分のみを読み込むといったパターンが8割でした。
他にも自社のサービスを展開するインハウスの会社の場合も使用する場面があります。
近年自社サービスの集客のためにオウンドメディアと呼ばれる自社ブログを運営する会社が多く、ほとんどのオウンドメディアにはワードプレスが使用されています。
ちょっとしたデザインの変更や項目の追加などカスタマイズが必要となる場面でワードプレスの知識が必要となってきます。
まとめ
ワードプレスは独自の仕様なので勉強する場合ある程度まとまった時間が必要になります。
そのため入社してから覚えるとなると普段の業務をこなしつつワードプレスを覚えないといけないためそれなりに努力が必要になってきます。
どの会社に就職するにせよワードプレスを使用する可能性は高いので、早めにwordpressに触れて、使い方を覚えることをおすすめします。
多くの企業の求人情報の条件にwordpressの知識が含まれていたりするので覚えてから面接に行くと有利に働きます。
自分でデザインを作って自作テーマとして公開できるレベルまでは習得しておくことをお勧めします。