WEBデザイナー、WEBエンジニアの未経験募集求人で気をつけた方がいい悪質な求人

就職・転職

コロナ以降「リモートワークができる仕事に就きたい」「将来AIに奪われない仕事に就きたい」WEB 業界への転職を希望する人が増えていると思います。

今回は未経験からWEBデザイナーやWEBエンジニアを目指す人に向け、そんな人を搾取する求人もあるよということを伝えれたらいいなと思い書いていきます。

実際に目にした気をつけた方がいい求人

先月、大手求人サイトで「webデザイナー 未経験」で検索すると下記のような求人が出てきました。

一見すると未経験からWEBデザイナーを目指す人にとっては魅力的な求人に見えると思います。
試しに「会社名+評判」で検索してみたところこの会社の実態は派遣会社でした。

WEBデザイナーの派遣会社?スキル身につくなら全然いいじゃん!と思われるかもしれません。

しかしこの派遣会社はWEBデザイナーとは全く関係のない普通の派遣会社です

求人情報にはwebデザイナーについてしか記載されていないため、WEBデザイナーの求人かと見間違いました。

実態は家電量販店の販売員やコールセンターのクレーム処理などWEBと全く関係ない業務の派遣社員として業務をこなしつつ、休みの日に企業が運営するスクールに通うといったスタイルです。

実際にこの求人を出してる会社の評判を調べたところ8割が以下のような口コミで溢れていました。

もし未経験からWEBデザイナーを目指すのであればこの方法は間違いなく遠回りになります。

本気でWEBデザイナーを目指すなら会社に勤めながらスクールに行くか、無料の職業訓練校に通ったほうがどんなに長くとも半年で就職可能です。

1年以上も生殺しの状態で搾取されながらゆっくりWEBデザイナーを目指すのは間違いなく悪手です。

メンタル強い人か十分に時間が残されている人なら大丈夫かもしれませんが、未経験からWEBデザイナーを目指す上で効率が悪すぎるので絶対にお勧めしません。

そしてこの求人の恐ろしいところは派遣会社でWEBと全く関係ない仕事をすることについて求人情報に一切記載していない点とそれを許容して掲載する大手求人会社です。

おそらく後ろめたいから求人情報には派遣で働くことを記載していないのでしょうが、こういうことを平気でする会社なのでおそらくまともではありません。

ちなみに「WEBエンジニア 未経験」で検索してみても似たような会社がたくさん出てくるので、WEBデザイナーに限ったことではありません。

未経験者を搾取するビジネスモデル

なぜこういったビジネスが横行しているかというと、詐欺師上がりの起業家や情報商材界隈でIT未経験者を上手い具合に落とし込む派遣会社をやれば簡単に儲かるという商材が出回っているからです。

派遣会社は在庫を持つ必要がなく特定派遣会社ですと立ち上げが容易で参入障壁がかなり低いので誰でも参入することができます。

加えてコロナの影響で失業者の増加と、失業の経験からリモートワークできるITの職種に勤めようとする人が急増しているのでこのような搾取構造が出来上がりました。

派遣会社の場合、一度現場に派遣してしまえば教育の必要がなく、休日にスクールに送り込めばいいだけなのでかかるのはスクールの運営費用のみで限りなくリスクは低いといえます。

派遣社員がいればいるほど紹介料や仲介手数料が入ってくるので儲かっていく仕組みです。

派遣登録者がスクールに通えるのは土日だけなので技術を習得できるのは最低でも1年以上はかかります。
1年以上も派遣先からマージンを抜ければ十分に利益がでるので、自社で雇った派遣社員の技術の習得が遅れれば遅れるほど会社としては利益が出ます

そのため「未経験からエンジニアになれます!」「未経験からWEBデザイナーになれます!」と人を集めてとりあえず登録させ派遣します。

見分けるポイント

・未経験者に積極的にスカウトメールを送ってくる会社
・資本金が少なすぎる会社
・ここ数年のうちに設立した会社
・面接時に求人に書いていることと違うことをかなり巧妙に言いくるめてくる会社

対策

今回紹介したようにスクール+別業種の派遣は間違いなく地雷なので、応募前は必ず「会社名+評判」でGoogle検索、twitterで会社名を検索するようにしましょう。

そもそも自分で探すタイプの求人サイトを使うと、このような求人がたくさん紛れ込んでいて未経験者にとっては見分けがつかないと思います。そのため、最初から自分で探さないといった方法もあります。

WEBデザイナーの場合はマイナビクリエイター、エンジニアの場合はウズキャリITなどの大手がやっているエージェントサービスで、あらかじめちゃんとした求人を選別してもらい、その中から選ぶといった方法です。

この方法であれば悪質な求人を引く可能性はなくなるので、見分けがつかない場合は任せてみるのもいいでしょう。

まとめ:未経験を積極的に採用してくる会社には気をつけよう

日本の雇用形態上、一度雇うと簡単に解雇できません。一般の企業にとっては未経験のWEBデザイナー・WEBエンジニアを雇うということは少なからずリスクです。

教育のためにもともといる社員のリソースを割かなければいけないのでその分業務に支障が出ます。

そのため真っ当な会社であれば未経験者の採用は慎重になります

これからWEBデザイナーを目指すのであれば、資金調達して大量に募集をしている会社、業績が好調で事業拡大を目指す会社、DX化でITに力を入れている会社、資金が潤沢で教育環境が整っている企業を狙うようにしましょう。

失業者であれば、失業保険か職業訓練受講給付金をもらいながらWEBの職業訓練校、在職者であれば仕事しながら独学もしくはWEBスクールが一番時間を無駄にしなくて済みます。

今では月一万円から通えるスクールも存在しているので、得意でもない仕事につかされ残った時間でWEBデザインの勉強をするよりも、これまでやっていた職業や負担がない職業をやりながらスクールに通うことをおすすめします。

月一万円から通えるスクールまとめ

もちろん選択するのは自分自身なのでどんな道を選ぶとしてもいいと思います。

ただ未経験からWEBデザイナーやWEBエンジニアを目指す人を搾取する構造が流行っていて実際に搾取されている人がいるという事実は頭に入れておくのもいいでしょう。

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