未経験からwebデザイナーを目指す人はどんなパソコンを買えばいいの?WEBデザインを勉強する上で最低限必要なスペック

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これからWEBデザイナーを目指す人にとっては、業務に必要なスペックがわからない人が多いと思います。

ここでは未経験からWEBデザイナーを目指す上で最低限必要なPCのスペックを解説していきます。

最低限必要なスペック

まず、最低限必要なスペックとして抑えておきたいのが、Adobe系のアプリ(PhotoshopやIllustlater)が快適に動作することです。
最近ではFigmamなどの便利なデザインソフトもありますが、ほぼ全ての現場でAdobe系のアプリが導入されているのが現実です。
Adobe系のソフトが動かないパソコンではWEBデザイナーとして仕事すらできない環境に陥ります。

Adobe系のソフトが動作する最低限の環境としてCPUはCore i5以上、メインメモリは16GB以上、ストレージが256GB以上は必要です。

Core i5はいわゆる軽い3Dゲームも動作すると言われており、web作成ツールならば快適な動作が期待できます。
ただし、使用したいweb作成ツールが要求している最低限必要なスペックがそれ以上のものを求めている場合は、それに合わせて選択する必要があります。
もちろん予算があれば、より高いスペックの環境を用意しさらなる処理能力の向上が望めます。

今後業務を拡大するなら

一方、画像だけではなく、アニメーションや動画などの容量の大きいデータの編集を視野に入れるなら、CPUはCore i7以上、メインメモリ32GB以上、ストレージはテラバイトクラスの物が必要です。

動画は編集をしたり、webコンテンツ向けにデータを変換して圧縮するエンコードを行う際には一定の時間がかかるため、その間に他の作業を行うのが一般的です。

そんな時でもCore i7以上のモデルであれば、コア数や同時に実行できる命令のスレッド数も多いため、バックグラウンドでエンコードを実施しながらフォアグランドでテキストの編集を行っても違和感なく快適に動作します。
ストレージはハードディスクを利用するケースは徐々に減少しており、多くは転送速度が速いSSDを利用するのが主流になっています。

オペレーティングシステムの起動もこれまで数分かかっていたのが数十秒程度に短縮できるほか、各種アプリケーションのレスポンスも良くなり、特に何度も作り直したり一つ前に戻したりというトライアルアンドエラーを繰り返しながら完成させていくwebデザイナーにとっては大きなアドバンテージとなります。

デスクトップかノートパソコンか

パソコンのスペックについてはどれにすれば良いか決まっても、ここで多くのユーザーが迷ってしまうのがデスクトップかノートパソコンのどちらが良いかという点です。

上記で挙げたスペックは最新のPCであればデスクトップ、ノートパソコン共に備えているので、ここからはどちらにすればいいかを見ていきましょう。

デスクトップのメリット

デスクトップは拡張性が高く、将来的に性能が物足りなくなれば高速なグラフィックカードに換装したり、保存領域が足りなくなればストレージを増設することも可能です。

大抵の機種には増設用のドライブベイが設置されており、SSDを外部接続すればPCの性能を後からあげることができます。

デスクトップのデメリット

デスクトップは前述のように一定以上の性能と拡張性を備えていますが、その名が示すように基本的にはデスクの上に設置して使用し、じっくりと腰を据えて作業を行いたいケースに向いています。

そのため持ち運びができないことがデメリットと言えます。

ノートパソコンのメリット

ノートパソコンは小型軽量であることから持ち運びが容易で、自宅や事務所などにあるデスクに置いて使用するだけではなく、リチウムイオンバッテリーを搭載していることからコンセントからの電源供給が無くても場所を選ばず使用できます。

昨今の情勢から大きな注目を集めているコワーキングスペースやリモートオフィスなどに移動してアクティブに作業を行いたいというユーザーの間で運用事例が増えています。

ノートパソコンのデメリット

ノートパソコンの多くはコンパクトなボディである一方で、拡張性は皆無と言っても過言ではありません。
一部では外部接続のグラフィックカードも存在しますが、多少の性能の底上げはできるもののデスクトップ用の製品と比較して高価で費用対効果はあまり期待できません。

また、ストレージの増設もデスクトップならば複数台増設できるケースが多い一方、ノートパソコンでは増設できてもせいぜい1デバイス、場合によっては増設不可という機種もあります。

さらに同じスペックでもデスクトップのPCよりも割高になるケースが多いです。

とりあえず買うならMAC

もし資金があるのであれば真っ先に検討したいのがMacのPCです。
僕自身WEBデザイナーを目指した当時、パソコンのことが全くわからなかった(MACとWindowsの違いすらわからなかった)ので、とりあえずヨドバシカメラの店員さんに聞いておすすめされるがままWindowsが搭載されているASUSのパソコン(10万円)を買いました。

ちょっと通信遅いけどこんなもんかと思いながら2年間使っていたのですが、いざWEBデザイナーになってMACやWindows複数のPCを扱うようになり思ったのがもうwindowsには戻れないなということです。

WEBデザイナーとして就職し2年、僕の家には当時買った2018年製のASUSのノートPCと職場から古いからあげると言われもらった2011年製のMACBookProとの2台があります。

普通に考えれば最新のASUSの方が機能がいいはずですが僕が買ったASUSのPCはたった2年でPhotoshopとIllustoratorを同時に立ち上げると動かなくなるほど劣化しました。

劣化というより買って3ヶ月ぐらいでその状態だったのでフォトショとイラレは同時に立ち上げたらいけないんだと勝手に思っていました。

しかし職場からものすごく古いMACをもらって使ってみたところフォトショとイラレを同時に立ち上げてもなぜか普通に動作します。

スペック的にもASUSのPCの方が上なのに、いろんな人が使い古してもういらないからあげる。と言われてもらった11年前のMacBookProの方が、2年前に買ったASUSのパソコンより快適に動くという謎の現象に見舞われました。

他にもWEBデザイナーをやる上で避けて通れないのは機能性以上にデザインです。

お客さんがWEBサイトを使っていて使い勝手がいいか計算してデザインを作らなければいけません。

Mac製品は性能はもちろん、ディスプレイの解像度、心地よい挙動が計算され尽くされており、デザイナーであればかなり勉強になると思います。

WEB系の会社ではMACを導入している会社がとても多いので早くからMacの操作に慣れていた方がいいです。筆者の体感では、WEBデザイナーの9割はMacのPCを使用しています。

オススメのMAC

WEBデザイナーとして普通に活躍するなら『 Mac Book Air 』

数年前まではMac Book AirはProの廉価版という認識でWebデザイナーならMac Book Proだよねって感じでした。

M1チップが搭載されたこと、ほとんどのサービスがクラウドで管理されるようになった事により今ではWebデザイナーの業務はMac Book Airでも十分作業できます。

動画編集もするなら『 Mac Book Pro 』

10万円以内で収めるのであれば『 Mac mini 』 + 外部ディスプレイ」

WEBデザイナーとしてどう活躍したいか

決め手となるのが、どのような形態でwebデザイナーとしての作業を行うケースが多いのかを考慮した判断です。

発注を受けてwebコンテンツを作成しているケースでは、途中経過を報告したり、サンプルを作成してこの方向のデザインで進めて行っても良いかなどを相談するケースがあります。
そんな時でもノートパソコンならば画面を直接クライアントに見てもらってプレゼンテーションを行えることから、実感を持って判断を仰ぐことも可能です。

とはいえ序盤はフリーランスで活躍するケースはほとんどないと思うのでデスクトップで問題はないでしょう。

家では集中できないという場合は例外でノートパソコンを考慮する必要があるかも知れません。

まとめ

以上の内容を踏まえてまとめると、未経験からwebデザイナーを目指す人がパソコンを選ぶ場合は、Adobe系のソフトが問題なく動くスペック、もしも動画編集なども行いたいならばそれ以上のスペック、一か所で作業を行うのか、それともアクティブに移動することが多いのかを考慮して選択するのがおすすめです。

個人的におすすめなのがメルカリなどを使用して安い値段でiMACを買ってWEBデザイナーとして稼げるようになってからノートPCを買う方法です。

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