これからデイトラを受講する方のなかには、web制作コースとwebデザインコースどっちを受講すればいいか迷っている方も多いのではないでしょうか。
なかには「web制作とwebデザインの違いがわからない」と疑問をもつ方もいると思います。
ここではweb制作とwebデザインの違い、どっちを選んだ方が今後役に立つかを、制作会社、インハウス、フリーランス一通り経験した筆者の体験をもとに独断と偏見を交えて解説していきます。
どっちを選んだ方が今後の役に立つか
どちらか片方のみ受講する場合は、個人的にはwebデザインコースをオススメします。
理由として、WEB制作コースで学べるHTMLやCSS、WordPressはネット上に解決策やノウハウがたくさんあります。
詰まったときも検索すればだいたい答えにたどり着けるので、実務ではわりとどうかなることが多いです。
デザインの場合クライアントごとに正解が違うので、もし詰まってもネットから検索することができません。そのためあらかじめ知識や経験として正解を知っておく必要があります。
独学のしやすさにおいても、WEB制作とデザインでは難易度が異なります。
HTMLやCSSはプログラミングほど難易度も高くないので本数冊で習得可能なうえ、サムライテラコヤのように月2千円で学べるサービスもたくさんあるので、ひとりでも学習しやすいです。
デザインの場合、自分の制作物のなにがよくてなにがダメか、フィードバックを受けなければ正解を知ることができないので、本を読んだだけでは身につかないので独学が難しいです。
講師やメンターからフィードバックを受けれる環境に身を置く必要があります。
webデザインコースを受講しながらコーディングは独学で身につけるぐらいの感覚がちょうどいいかもしれません。
とはいえ両方受講しても20万以下なので、一般的なWEBデザインスクールに比べてもずっと安いです。可能であればwebデザインコース→web制作コースの順でどっちも受講するのがオススメです。
webデザインコースとweb制作コースの違い
そもそもwebデザインコースとweb制作コースの違いってなに?という方に向け各コースの違いを解説します。
簡単に言うと、webデザインコースはデザインのみ学べるコースで、web制作コースはコーディングのみ学べるコースです。
受講期間や値段はどちらも同じ90日間で¥99,800です。
webデザインコース | web制作コース | ||
料金 | ¥99,800(税込) | ¥99,800(税込) | |
メンター質問期間 | 1年間 | 1年間 | |
カリキュラム期間 | 90日間 | 90日間 |
web制作コースの概要
デザインをもとに、HTML、CSSと簡単なPHP、JavaScriptを使用してWEBサイトのコーディングをしていく作業をHTMLコーダー、マークアップエンジニア、フロントエンドエンジニアと呼びます。
会社によって担当範囲が異なるので、最近では一括りにしてWEB制作なんて呼ばれ方をしています。
筆者が過去に勤めていたWEB制作会社では、下層ページやサイトの更新作業を担当する人はマークアップエンジニア、デザインをもとにサイトを1からコーディングしていく人はフロントエンドエンジニアとして区別されていました。
webデザインコースの概要
webデザインコースではコーディングする前のWEBサイトやアプリの見た目作りを学習することができます。多くの人が想像するWEBデザイナーの業務がここに当てはまると思います。
FigmaやPhotoshopなどのデザインツールの使用方法や、スマホから見た画面のデザイン(UIデザイン)も学ぶことができます。
コーディングは学べないので、コーディングを身につけたい場合はWEB制作コースを選択することになります。
目的別の選び方
ここからはwebデザインコース、web制作コースどちらを受講すればいいのか目的別に解説していきます。
どんなWEBデザイナーになりたいかによって、受講するコースが変わってくるので下記の項目をもとに参考にしてみてください。
①制作会社のWEBデザイナーになりたい
②インハウスのWEBデザイナーになりたい
③副業でWEBデザイナーをやりたい
④フリーランスになりたい
ひとつひとつ見ていきましょう。
①制作会社のWEBデザイナーになりたい
WEB制作会社に就職したい場合は、どちらか片方のスキルを持っていれば大丈夫です。
WEB制作会社はデザイン担当とコーディング担当で分業化されているケースが多いので、WEBデザインコース、WEB制作コースどちらか興味がある方のスキルを身につけておけば問題ないでしょう。
ワクワクしたり楽しそうな方を選ぶのがオススメです。
注意点として、分業化されている会社にデザイナーかコーダーで入ってしまうと、ずっとデザイン(またはコーディング)をやることになるので、もう一方のスキルを身につける機会がなくなってしまう可能性があります。
前述したようにコーディングは独学で身につけることができるので、特にこだわりがないのであればデザインコースから受講する事をおすすめします。
いいなと思ったのが、#デイトラ のWebデザインコースにはコーディングが含まれないこと!
— まいまい@Webデザイン勉強中🔰 (@mywaylog2021) December 6, 2022
他のスクールだと、コーディングとIllustratorやPhotoshopの使い方をセットで学ぶ場合が多かったけど、デイトラではデザインに特化したコースがあり、自分にはそちらが合っているように感じました😊
②インハウスのWEBデザイナーになりたい
インハウス(企業のWEB担当)のWEBデザイナーを目指す場合は、両方受講した方がいいです。
インハウスの場合、制作会社ほど高いスキルは必要ありませんが、分業化されていない会社が多いためデザイン+コーディング両方のスキルを一定以上持っていた方がいいです。
優先度的にはデザイン>コーディングの順に受講するのがオススメです。
③副業でWEBデザイナーをやりたい
副業で月数万だけ稼ぎたいといった方は、どちらか片方で大丈夫です。
web制作コースの場合、比較的容易に習得できて仕事も獲得しやすいです。
その分競合が多く単価が低いので、可能であればデザインを覚えるようにしたいです。
④フリーランスになりたい
専業のフリーランスになりたいといった場合は、両方受講した方がいいです。
理由は単純に両方できた方が受注できる案件の数が増えるからです。
どちらか片方だけでも受注はできますが、低い単価でひたすら時間を切り売りする働き方になってしまうのでオススメはしません。
まとめ:できればどっちも受講した方がいい
以上、webデザインコースとweb制作コースの違いと目的別の選び方でした。
できればどっちも受講した方がいいですが、目的に応じてカスタマイズするのが良いでしょう。
どっちも受講する場合、優先度的にはデザイン→コーディングの順に受講するのがオススメです。
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